2017年 4月17日  コタチツボスミレ



【@今年はコタチツボスミレの大群落をよく見かけます − 林縁で】
17.4.16 撮影

        コタチツボスミレ Viola grypoceras var.exiis〈小立坪菫〉
                        (スミレ科 スミレ属) 花期は3〜5月。
      乾燥気味の林縁に多い高さ5-10cmの多年草。タチツボスミレの変種。
      葉は三角形で基部が切形になるのが基本だが、幅広の腎形になるもの、
      基部が心形になるもの、やや細長くて先端がとがるものなど、変化がある。
      葉の表面は起伏がなく、葉脈が目立たない。
      花は直径約1.5cmとやや小型で淡紫色。花柄は無毛。距は紫色を帯びる。
      花弁の幅が広く色むらがないため、きれいな印象を受ける。

      タチツボスミレと区別する主な特徴は
      @葉の基部が切形〜浅い心形で、深い心形にならない。
      A匍匐性が強く、花のあと茎が地面をはう。
      B葉の鋸歯が粗く、はっきりとがっている。


【A】
17.4.16 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 花弁の幅が広く色むらがないため、きれいな印象を受ける
17.4.16 撮影

【Bアスファルトの割れ目で、こんな風に咲いているのをよく見かける、全体が小型のスミレです】
13.3.19 撮影

【Bを拡大しました − 花弁の幅が広く色むらがない
13.3.19 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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