コタチツボスミレ〈小立坪菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜5月。
乾燥気味の林縁に多い高さ5〜10cmの多年草。タチツボスミレの変種。
葉は三角形で基部が切形になるのが基本だが、幅広の腎形になるもの、
基部が心形になるもの、やや細長くて先端がとがるものなど、変化がある。
葉の表面は起伏がなく、葉脈が目立たない。
花は直径約1.5cmとやや小型で淡紫色。花柄は無毛。距は紫色を帯びる。
花弁の幅が広く色むらがないためきれいな印象を受ける。
タチツボスミレと区別する主な特徴は
@葉の基部が切形〜浅い心形で、深い心形にならない。
A匍匐性が強く、花のあと茎が地面をはう。
B葉の鋸歯が粗く、はっきりとがっている。
【A葉の基部が切形〜浅い心形で、深い心形にならない】
13.3.19 撮影
【B花弁の幅が広く色むらがないためきれいな印象を受ける】
13.3.19 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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