コスミレ〈小菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜4月。 日当たりのよい低地の人家周辺に多い高さ5〜10pの多年草。スミレと比べてあまり草丈が伸びないところからつけられたコスミレだが、小型とは限らない。葉はやや丸みのある長三角形〜長卵形で、長さは2〜6cm。表面は粉をふいたように白く濁った緑色。花は直径1.5〜2pで、淡紫色のものが多い。葉の形や花の色に変化が多く、同定が難しいスミレの一つ。
【コスミレ】
06.3.21 撮影
【ヒゲコスミレ】
06.3.20 撮影
「側弁の基部に毛があるものとないものがあり、東日本では無毛型が多い。
西日本に多い有毛型をヒゲコスミレという」
あまり気にしていなかった側弁基部のヒゲですが、無毛型を見つけたらコスミレを「コスミレ」と「ヒゲコスミレ」の2種に分けようと無毛型を探していたところ、3月20日、数株見つけました。
そこで、これまで「コスミレ」としてきた有毛のコスミレを「ヒゲコスミレ」として、1種増やすことができました。
3月22日(水) 雨。
写真が撮れないので開花確認に専念し、
オドリコソウ・ナガバモミジイチゴ・ハナイバナ・クロモジ・スズメノヤリ・キツネノボタンの開花を
確認しました。
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