コショウノキ Daphne kiusiana〈胡椒の木〉(ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属) 花期は2〜4月。
暖地の山地に生える高さ1mになる常緑小低木。雌雄異株。
葉は互生。葉身は長さ4-16cmの長楕円形または披針形で、ふちは全縁。 表面は光沢があり、両面とも無毛。 枝先にジンチョウゲに似た白い花を頭状に数個つける。
花には花弁はなく、萼筒は白色、肉厚で長さ8-10mm、 先は4裂し、外面には細い毛が密生する。
果実は液質の核果。直径8mmほどの球形で、6月に赤く熟す。
【A − @の場所で撮った果実です】
13.6.11 撮影
【B『秋吉台で出会った花』改定版 掲載の画像 − 「雄花」と記載していました】
13.3.21 撮影
【C − Bの元画像を拡大しました − ここでは果実ができるのに、橙黄色の葯が目立ちます】
13.3.21 撮影
【D別の花序を】
13.3.21 撮影
【Dを拡大しました −「うーん、雌花のはずなんだけど…」 】
13.3.21 撮影
【Dを拡大しました(上の右側の花) − 「雌花と分かる画像がない!」】
13.3.21 撮影
【E「原色日本植物図鑑」から】
(図鑑の図をスキャナで取りました)
ジンチョウゲ属の花の(特に雌花の)構造が分かり、納得。
改定版の説明を「雌花」に修正することを決めました。
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母が亡くなって5年余り空き家だった私の実家に、身内が住むことになり、今日から改装工事に入りました。
先ずは植木の撤去。
どの木も植えられて50年近く経っているため、とても移植は無理と言われていたので諦めていましたが、今日の土木工事のお一人が、「掘ってあげるから、植えてみたら?」と、私が欲しかったロウバイとマンサクをユンボで掘り上げ、軽トラで我が家の入り口まで運んでくれました。
何と言っても根が大きく、土をしっかり抱いて重くて、夫と二人がかりでも運べません。
生きている幹の根だけ残して、半分にしようと、季節外れの暖かさで汗ばみながら交代で鋸で切ること1時間。
根が半分になり、枝を切り落としたロウバイを実家から付いてきた土を入れて、植え込みました。
ここ、パソコンの前から良く見える、今までと同じような日当たりの良い環境です。
うまく根付いて、来年は、蕾を啄むメジロの姿が見られますように…。
マンサクも頑張らなくては。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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