コショウノキ〈胡椒の木〉(ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属) 花期は2〜4月。
暖地の山地に生える高さ1mになる常緑小低木。雌雄別株。
葉は互生。葉身は長さ4〜16cmの長楕円形または披針形で、ふちは全縁。
表面は光沢があり、両面とも無毛。
枝先にジンチョウゲに似た白い花を頭状に数個つける。花には花弁はなく、
萼筒は白色、肉厚で長さ8〜10mm、先は4裂し、外面には細い毛が密生する。
果実は液質の核果。直径8mmほどの球形で、6月に赤く熟す。
【枝先にジンチョウゲに似た白い花を頭状に数個つける】
10.2.14 撮影
「葉のふちは全縁。表面は光沢があり、両面とも無毛」
【花には花弁はなく、萼筒は白色】
10.2.14 撮影
「ジンチョウゲの白花品に似ているが、
花数が少なく、萼筒の外面に毛がある」
【上の画像を拡大しました − 雄花】
10.2.14 撮影
「肉厚で長さ8〜10mm、先は4裂し、外面には細い毛が密生する」
* * * * * * おまけの花 * * * * * *
【スギの開花を確認しました】
10.2.14 撮影
【キランソウの開花を確認しました】
10.1.14 撮影
コショウノキ・スギの2月14日開花確認は去年並みですが、スズシロソウ(13日開花)は昨年より11日早かったのに対し、ユリワサビは昨年より1週間くらい遅れそうです。
種それぞれの開花条件に微妙な違いがあるんですね。
全ての花が昨年並みの開花なら楽でしょうけど、これまでの記録の一番早い開花日より1週間前くらいに先ず様子を見に行っています。
まだ開花していないフキは、もう5〜6回は足を運んでいますが、開花がほとんど望めなかった時期を通り過ぎて、早春の花の開花確認のためにあちこち飛び回るのは、苦労どころか、私には一番楽しい作業なのかもしれません。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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