コシオガマ Phtheirospemum japonicum〈小塩竃〉
(ハマウツボ科 コシオガマ属) 花期は9〜10月。
日当たりのよい草地に生える高さ30-60cmの半寄生の1年草。
全体にやわらかな腺毛が密生し、さわるとベタベタする。
葉は対生し、長さ3-5cm、幅2-3.5cmの三角状卵形で羽状に裂ける。
裂片はさらに不規則に咲け、不ぞろいなとがった鋸歯がある。
枝の上部の葉腋に淡紅紫色で長さ約2cm唇形花を1個ずつつける。
花冠は太い筒形の唇形で、上唇は反り返って先端が浅く2裂し、
下唇は大きく横に広がり、浅く3裂する。
雄しべは4個あり、2個がやや長い。
萼は鐘形で5裂し、裂片のふちに鋸歯があり、やや密に腺毛が生える。
刮ハは長さ約1cm。
【@を拡大しました − 全体にやわらかな腺毛が密生し、さわるとベタベタする】
16.10.7 撮影
【A葉は対生し、三角状卵形で羽状に裂ける】
16.10.7 撮影
「裂片はさらに不規則に咲け、不ぞろいなとがった鋸歯がある」
【B枝の上部の葉腋に淡紅紫色で長さ約2cm唇形花を1個ずつつける】
16.10.7 撮影
【C花冠は太い筒形の唇形で、上唇は反り返って先端が浅く2裂し】
16.10.7 撮影
「下唇は大きく横に広がり、浅く3裂する」
* * * * * おまけ* * * * *
【Dシオガマギクを今日、開花確認しました】
16.10.7 撮影
【Dを拡大しました − 前回来た9月23日は、蕾に色が出ていなかったのです】
16.10.7 撮影
【E今日、ムラサキセンブリの開花を確認しました】
16.10. 撮影
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今年、ムラサキセンブリの数が少なく、開花確認(昨年は9月29日でした)も遅れ、
「今日は見つけるまで帰らない」と、龍護峰〜真名ヶ岳〜地獄台と、頑張りました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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