カナムグラ Humutus scandens〈鉄葎〉(アサ科 カラハナソウ属) 花期は8〜10月。
道ばたや荒れ地などに生えるつる性の1年草。雌雄異株。
茎や葉柄には下向きの刺があり、ほかの木や草にからみつく。
葉は対生し、長さ5-12cmで掌状に5〜7裂する。
表面には粗い毛がありざらつく。
雄花は淡緑色で、円錐状の大きな花序にまばらにつく。
雌花は苞に包まれ、下向きの短い穂状花序につく。
雌花の苞は初め緑色で濃紫色の斑紋があるが、花のあとは大きくなり、
果期には全体が紫褐色を帯びて先が反り返る。
果実は痩果で花被に包まれる。
【@を拡大しました(雄株) − 茎や葉柄には下向きの刺があり、ほかの木や草にからみつく】
16.10.8 撮影
【A雄花は淡緑色で、円錐状の大きな花序にまばらにつく】
16.10.3 撮影
【B雄花】
16.10.3 撮影
【Bを拡大しました − 細くて短い花糸の先に、大きな葯が垂れ下がる】
16.10.3 撮影
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【C雌株】
16.10.3 撮影
【Cを拡大しました − 雌株】
16.10.3 撮影
【D雌花は苞に包まれ、下向きの短い穂状花序につく】
16.10.3 撮影
【E雌花の苞は初め緑色で濃紫色の斑紋がある】
16.10.3 撮影
* * * * * 10月10日:追記 * * * * *
【F雌花を接写しました(バックの赤色は、いつも背負っているカメラザック)】
16.10.10 撮影
【Fを拡大しました】
16.10.10 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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