3月24日 コオニタビラコ


【探し回らないと見つからないほど数が減っています】
   11.3.24 撮影
昨年より1カ月遅れの今日、開花確認しました。
   
    コオニタビラコ〈小鬼田平子/別名タビラコ〉(キク科 ヤブタビラコ属) 花期は3〜5月。
   田に多い2年草。田平子は、水田に根生葉を平たく広げる様子を表現したもの。
   根生葉はロゼット状に広がり、長さ4〜10cmで羽状に分裂する。
   茎葉は互生し、1〜3個、羽状に分裂する。
   茎は多く出て、長さ4〜20cm。頭花は散房状につき、黄色で直径約1cm。
   小花は6〜9個で、花冠は長さ5〜6.2mm。
   春の七草のホトケノザは本種であり、若苗は食べられる。


             【上の画像を拡大しました −頭花は黄色で直径約1cm
                         11.3.24 撮影
                          「小花は6〜9個」
                         

              初めて今年ここで見つけましたが、小花は12あります。
              でもこれは、コオニタビラコです。

              【コオニタビラコのそばで、ツクシが沢山出ていました】
                           11.3.24 撮影

 林道わきでスミレを撮っていたら、奥に入って行った農家の方が間もなく出て来られ、「持ってお帰り」と、シイタケを沢山差し出されました。「ここのタラの芽は好きなだけ採っていいから。わしのほかには誰も文句言う者はおらんからな」と。
 誘われ、フキノトウを採りに集落に下りてみたら、コオニタビラコ・カタバミ・スズメノテッポウを開花確認できました。きょうは幸せをもらった1日でした。


                         * * * * * おまけ* * * * *

                 【サイコクキツネヤナギの開花を確認しました】
        (雄花序)          11.3.24 撮影      (雌花序)

                  【気になって来てみたら、芽が出ていました】
                         11.3.24 撮影
                        ヒトリシズカ。あと3日?

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。