2016年 8月28日  コナギ



【@水田の中でー9:20】
16.8.18 撮影

          コナギ Monochoria vaginalis〈小菜葱〉(ミズアオイ科 ミズアオイ属)
                                           花期は 8〜10月。
        ナギはミズアオイの古名。ミズアオイとともに昔は茎や葉を食用にした。
        水田や沼などに生える1年草。
        葉は長さ3-7cm、被針形、卵状被針形、卵心形と変化が多い。
        花序3〜7個の青紫色の花からなり、花茎は葉よりはるかに低い。
        花は直径1.5-2cm、花被片6、雄しべ6、雌しべ1よりなり、
        雄しべのうち1個だけは他より目立って大きく、平たい花糸の横につのが生える。
        同一花序の花はほとんど同時に咲きそろい、
        花は1日でしぼみ、花茎が急に下を向き、そのまま結実する。

【@を拡大しました − 同一花序の花はほとんど同時に咲きそろい
16.8.18 撮影
                                 
【A花茎は葉よりはるかに低い
16.8.18 撮影

【Aを拡大しました −  雄しべのうち1個だけは他より目立って大きく
16.8.18 撮影

【B花茎は葉よりはるかに低い
16.8.18 撮影

【Bを拡大しました −雄しべのうち1個だけは他より目立って大きく
16.8.18 撮影
「大きな雄しべは、蕾の中ですでに花粉をはき出し、
ちょうどこの位置にある雌しべの柱頭に花粉を手渡す」


  前回のコナギの日記は2003年8月20日。
  水田でよく見かけるのに、私が秋吉台に来た頃にはしぼんでいて、なかなか開いた花が撮れないのです。
  撮影した日は、早起きの友人と合流したのが7:20。
  田に回ってきた時は、強い日差しが降り注いでいましたが、なんとか間に合いました。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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