コムラサキ Callicapa dichotoma〈小紫/別名コシキブ〉 (シソ科 ムラサキシキブ属科) 花期は6〜7月。 山麓の湿地や湿った原野にまれに生え、1-1.5mになる落葉低木。 枝は紫褐色で細く、若枝には星状毛がある。 葉は対生し、長さ3-7cmの倒卵状長楕円形で、
先は尾状にとがり、基部はくさび形。 ふちの上半部には粗い鋸歯がある。両面とも無毛。
葉腋のやや上部から集散花序を出し、
長さ約4mmの淡紅紫色の花を密につける。
花冠は先が4裂して平開し、雄しべ4個、雌しべ1個は花冠から突き出る。 果実は核果。直径約3mmの球形で、紫色に熟す。
【Aヤブムラサキ・ムラサキシキブよりずっと少なく、見られる場所が限られます】
18.6.22 撮影
【Aを拡大しました】
18.6.22 撮影
【B先は尾状にとがり、ふちの上半部には粗い鋸歯がある】
18.6.22 撮影
【C葉腋のやや上部から集散花序を出し、長さ約4mmの淡紅紫色の花を密につける】
18.6.22 撮影
【Cを拡大しました − 花冠は先が4裂して平開し、雄しべ4個、雌しべ1個は花冠から突き出る】
18.6.22 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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