| コミヤマミズ Pilea pseudopetiolaris〈小深山水〉 (イラクサ科 ミズ属) 花期は8〜10月。
 山の陰地に生える高さ40-80cmのの多年草。雌雄同株。
 葉は長さ7-15cmの長楕円形で、3脈があり、基部はくさび形、
 先は長くとがり、尾状にのびる。
 ふちには低い鋸歯がある。
 雄花序と雌花序が別の葉腋に密な集散状につく。
 ミヤマミズに似ているが、葉の先が長くとがり尾状になり、
 痩果は小さく、長さ0.6-0.9mm、小さいこぶ状突起があるものである。
 国内の分布はやや狭く、本州(近畿以西)〜九州。
 
 【@を拡大しました − 葉は3脈があり、先は長くとがり、尾状にのびる】
 17.8.18 撮影
 【A雌雄同株。雄花序と雌花序が別の葉腋に密な集散状につく】
 17.8.18 撮影
 
 【Aを拡大しました − 雄花序】
 17.8.18 撮影
 
 【B雄花序】
 17.8.24 撮影
 
 【Bを拡大しました】
 17.8.24 撮影
 
 【C雄花序と雌花序が別の葉腋に密な集散状につく − 雌花序】
 17.8.24 撮影
 
 【Cを拡大しました】
 17.8.24 撮影
 
 【D雌花序に近寄って】
 17.8.24 撮影
 
 【Dを拡大しました】
 17.8. 24 撮影
 
 コミヤマミズの日記は2004年に1回書いたきりでした。
 たぶん、何度か書こうとしても花序がうまく撮れないまま、13年が過ぎたのでしょう。
 今回、何度も来ては花序を撮ってみたものの、雄花序の出来が不満ですが、
 これで妥協して、気が向けばまた挑戦することにしました。
 
 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
 
 
  
 
  
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