コミカンソウ〈小蜜柑草〉(トウダイグサ科 コミカンソウ属) 花期は7〜9月。
果実を小さなミカンに見立てた。畑や道ばたに生える高さ5〜10cmの1年草。
茎は赤みを帯びる。
多くの枝を出し、その両側に葉が規則正しく互生するので、羽状複葉のように見える。
葉は0.6〜1.5cmの長楕円形〜倒卵形。
花はごく小さく、上部の葉腋に雄花、下部の葉腋に雌花がつく。
いずれも花被片は6個で、雄花には雄しべ3個と腺体6個がある。
雌花の子房は球形で、表面に隆起したしわがあり、刮ハになっても残る。
刮ハは直径約2.5mmで赤褐色。
【A主茎(全体の中軸になる茎)は直立して葉がつかない】
10.7.27 撮影
「多くの枝を出し、その両側に葉が規則正しく互生するので、
羽状複葉のように見える」
【B 1枝を − それぞれの葉の元に花がつくので複葉でないことが分かる】
10.7.28 撮影
「花はごく小さく、上部の葉腋に雄花、下部の葉腋に雌花がつく」
【Bを拡大しました − 下方は果実になっています】
10.7.28 撮影
「雌花の子房は球形で、表面に隆起したしわがあり、刮ハになっても残る。 刮ハは直径約2.5mmで赤褐色」
【C 枝の裏から撮りました】
10.7.28 撮影
【Cを拡大しました − 若い朔果と雌花】
10.7.28 撮影
【D雄花 − Bのピントを雄花に合わせた画像です】
10.7.28 撮影
「花被片は6個で、雄花には雄しべ3個と腺体6個がある」
花の直径は1mmほどなので、開いているかどうかは神頼みで撮りました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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