7月31日 カラスウリ 


【@1年に1回のカラスウリの花の撮影でした − 19:46】
   10.7.31 撮影
カラスウリの花の撮影場所は、一番の条件が夜来やすいこと。
近年私が撮影している雄株・雌株は約5q離れていますが、
午前中に見に来たら、両方とも今夜咲くつぼみがあったので、
今夜撮ることに決め、一旦帰宅、19時ごろ先ず雄株に来ました。

開き始めた花が10数個あり、撮る花を@ABの3つに絞りました。

   
       カラスウリ〈烏瓜/別名タマズサ〉(ウリ科 ウリ属)  花期は7〜8月。
     やぶなどに生えるつる性の多年草。雌雄異株。
     別名は玉章で、縦に隆起した帯がある種子を結び文に例えたもの。
     葉は長さ幅とも6〜10cmの卵心形または腎心形で、ふつう3〜5浅裂する。
     表面には粗毛が密生し、光沢はない。
     白いレースで作ったベールを広げたような花が咲く。
     花冠は深く5裂、裂片は広披針形〜長楕円形で、ふちは糸状に細く分裂する。
     花は日が暮れてから開き、夜明け前にしぼむ。  
     液果は球形または楕円形で長さ5〜7cm、熟すと赤くなる。

   
                 【A − 19:47】        
 10.7.31 撮影

B − 19:48  
10.7.31 撮影

【@ ほぼ開ききったようです − 19:54】
10.7.31 撮影
白いレースで作ったベールを広げたような花が咲く

【@上の画像を拡大しました】        
10.7.31 撮影
花冠は深く5裂、裂片は広披針形〜長楕円形で、ふちは糸状に細く分裂する

@上の画像を拡大しました
10.7.31 撮影

きれい、きれい!

* * * * * * * 撮り終え、車に乗り込んだら  * * * * * * *

大きな蛾が3匹飛んで来ました  
10.7.31 撮影
花にとまってもホバリングをやめないのでこんな画像。

留まったところで − スズメガの仲間でしょう
10.7.31 撮影

スズメガは蜜を吸いに来たのでしょう?
ほぼ花が開ききった頃を見計らうように飛んで来るなんて、
私には匂わなかったのですが、匂いを感じ取ることができるからでしょうね。


 20時20分ごろ雌株の場所に来てみましたが、咲いた2つの花は、葉に押しつぶされたり、お地蔵さんの赤い旗にくっついた場所だったりで、今年はこれでおしまいにしました。
 自分流に試行錯誤を重ねてきたカラスウリの花の撮影ですが、今回が一番の出来だったので、満足しています。  今の気持ちは、「もう、これでやめようかなー」です。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。