コクサギ〈小臭木〉(ミカン科 コクサギ属) 花期は3〜5月。
やや湿った薮や沢沿いの林内に生え、著しく枝分かれして高さ1〜5mになる落葉低木。
雌雄別株。
葉は左右交互に2個ずつつく特殊な互生で、「コクサギ型葉序」と呼ばれる。
花は淡黄緑色で直径7〜10mm。
雄花は総状花序に10個くらいつき、雄しべは4個。
雌花は長さ1〜2pの柄の先に1個つき、子房は4個、退化した雄しべが4個ある。
果実は3〜4個の分果に分かれ、分果は長さ8〜10mmの腎形で、熟すと2裂し、その反動
で黒褐色の種子を1個はじき飛ばす。
【熟した果実】
10.12.12 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.12.12 撮影
「熟すと2裂し、その反動で黒褐色の種子を1個はじき飛ばす」
【まだ若い果実もありました】
10.12.18 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.12.18 撮影
「果実は3〜4個の分果に分かれ、分果は長さ8〜10mmの腎形」
【こんな時もありました − 雄花】
10.4.20 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.4.20 撮影
「雄花は総状花序に10個くらいつき、雄しべは4個」
過去の画像を全て調べても雌花がありません。来年は必ず!
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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