12月25日 コクサギ 


【ここでは雌雄のコクサギが混生しています】
   10.12.18 撮影
   
   コクサギ〈小臭木〉(ミカン科 コクサギ属) 花期は3〜5月。
  やや湿った薮や沢沿いの林内に生え、著しく枝分かれして高さ1〜5mになる落葉低木。
  雌雄別株。
  葉は左右交互に2個ずつつく特殊な互生で、「コクサギ型葉序」と呼ばれる。
  花は淡黄緑色で直径7〜10mm。
  雄花は総状花序に10個くらいつき、雄しべは4個。
  雌花は長さ1〜2pの柄の先に1個つき、子房は4個、退化した雄しべが4個ある。
  果実は3〜4個の分果に分かれ、分果は長さ8〜10mmの腎形で、熟すと2裂し、その反動
  で黒褐色の種子を1個はじき飛ばす。

   
                   【熟した果実】        
 10.12.12 撮影
上の画像を拡大しました  
10.12.12 撮影
熟すと2裂し、その反動で黒褐色の種子を1個はじき飛ばす

まだ若い果実もありました
10.12.18 撮影
上の画像を拡大しました】        
10.12.18 撮影
果実は3〜4個の分果に分かれ、分果は長さ8〜10mmの腎形

こんな時もありました − 雄花
10.4.20 撮影
上の画像を拡大しました  
10.4.20 撮影
雄花は総状花序に10個くらいつき、雄しべは4個

過去の画像を全て調べても雌花がありません。来年は必ず!


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。