コクラン〈黒蘭〉(ラン科 クモキリソウ属) 花期は7〜8月。
花の色からこの名がある。常緑広葉樹林内に生える多年草。
葉は広楕円形で先はとがり、長さ5〜12cm、2〜3個つく。
花茎は直立して高さ15〜30cm、暗紫色で直径1cmほどの花を5〜10個、総状につける。
萼片は披針形で長さ約1cm。側花弁は線形。
唇弁は倒卵形で長さ約1cm、反曲し、先端はへこむ。基部に2個の針状突起がある。
【今年、今日までで一番花数が多い株】
09.7.18 撮影
「花茎は直立し、暗紫色で直径1cmほどの花を5〜10個、総状につける」
【上の画像を拡大しました】
09.7.17 撮影
「萼片は披針形で長さ約1cm。側花弁は線形。
唇弁は倒卵形で長さ約1cm、反曲し、先端はへこむ」
コクランを見つけたのは秋吉台国定公園内のスギの伐採跡地で、日当たりのよい斜面でした。
そこに4〜5年の間は行っていましたが、駐車場から遠い所の上、木が茂ってきてコクランの数が減ってきたし、途中の林も樹木が茂り、迷って怖い思いをしたことも何度かあり、ほかの数カ所の林縁で見つけたので3年間くらい行っていません。
友人と二人で秋吉台のコクランを最初に見つけた場所に、梅雨が明けたら行ってみたくなりました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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