5月29日 コキンバイザサ


【朝からよく晴れた日には、花は正午を過ぎるとしぼみ始めます】
   11.5.19 撮影
   
 コキンバイザサ〈小金梅笹〉(キンバイザサ科 コキンバイザサ属) 花期は5〜8月・10月。
日当たりのよい草地などに生える小形の多年草。
葉は長さ10〜25cmの線形で、1脈、全体に長い毛が多い。
葉腋に長さ5〜10cmの細い花茎が出て、その先に1〜2個の花がつく。
花被片は6個、披針状長楕円形で長さ4〜6mm、黄色で平開する。
花全体に長い毛があるが、外花被片の先端背面に特に著しい。
雄しべは6個、葯は花糸より短い。

                     【上の画像を拡大しました】
                           11.5.19 撮影

   【昨日は雨で、エコツアーは中止。久しぶりに雨の日のコキンバイザサの様子を見に来たら】
                           11.5.28 撮影
         あれー!この辺り一面に100個くらい、雨にぬれたお星様が見えました。
                       
                           11.5.28 撮影
    「コキンバイザサは、雨の日には開花しませんが、開花した後に雨が降り始めたら、
    キンポウゲやリンドウのように閉じたりはせず、雨の中で咲き続けます。」と、
    観察結果から言い続けてきたのに、不安になりました。

                       【上の画像を拡大しました】
                           11.5.28 撮影
                        

「今朝、コキンバイザサが開く時間帯には降っていなかったのなら納得できるけど・・・。
雨の日にも観察したと言っても、もしかして、たまたまその日に咲く花がなかったのでは?
どうしよう、『秋吉台で出会った花』にも書いているのに・・・」。

今日29日は早朝からずっと雨でした。
「もし、きょう咲いていたら、私は嘘を言ったことになる」
ドキドキしながら見に来たところ、一つも咲いていませんでした。よかった!

「うーん、でも、きょう咲く花が無かっただけかも」なんて、もうやめましょう。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。