5月19日 コハウチワカエデ 


【昨年開花しなかったコハウチワカエデ、今年は花が咲きました】
   10.5.15 撮影
   
       コハウチワカエデ〈小羽団扇楓/別名イタヤメイゲツ〉(カエデ科 カエデ属)
                                           花期は5〜6月。
     山地に生える高さ10mになる落葉高木。雌雄同株。
     樹皮は灰青褐色で、ややなめらか。若枝や葉柄には軟毛がある。
     葉は対生し、洋紙質で直径5〜8cm、基部はハート形または切形。
     掌状に5〜11中裂する。裂片は狭卵形で、ふちには鋭い鋸歯がある。
     花時には両面とも白い綿毛が密生するが、成葉では裏面の脈上にだけ残る。
     葉柄は葉身と同長または3分の2の長さで、毛がある。
     本年枝の先に散房花序を出し、淡黄色の花を15〜20個つける。
     普通一つの花序に雄花と両性花が混生する。

   
           【今回の株は、今年初めて見つけたものです】        
 10.5.15 撮影
イロハモミジと比べるっと、花がずっと少ないです。

花は葉の展開後に咲きます − 望遠レンズで  
10.5.15 撮影
葉柄は葉身と同長または3分の2の長さで、毛がある

上の画像を拡大しました− 望遠レンズで
10.5.15 撮影
普通一つの花序に雄花と両性花が混生する

花時には両面とも白い綿毛が密生する− 望遠レンズで】        
10.5.15 撮影

     コハウチワカエデを私は秋吉台国定公園の林縁3ヶ所で見つけていますが、
     「秋吉台国定公園の高等植物」にも『林内にやや稀』とあります。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。