ゴマギ〈胡麻木〉(スイカズラ科 ガマズミ属) 花時は5月。
山地や川沿いの湿地に生える高さ7mになる落葉小高木。
葉は対生し、長さ6〜15cmの倒卵状長楕円形。
ふちには鋸歯があり、両面、特に裏面に星状毛が密生する。
枝先に7〜10cmの円錐花序をだし、白い花を多数つる。
花冠は直径約9mmで5深裂する。
核果は長さ約8mmの楕円形で、9〜10月に赤から黒に熟す。
【@を拡大しました】
10.5.15 撮影
「花冠は直径約9mmで5深裂する」
気になりながらやっと来てみたら、数日前に開花した様子。(深く反省)
【@を拡大しました】
10.5.15 撮影
「葉は対生。ふちには鋸歯があり、両面、特に裏面に星状毛が密生する」
* * * * * * * * * * * * * *
【A帰り水にケジャニンジンがありました】
10.5.15 撮影
ケジャニンジン〈毛蛇人参〉(アブラナ科 タネツケバナ属) 花期は4〜6月。
山地の木陰や湿地に生える高さ10〜80cmの1年草または2年草。
葉は奇数羽状複葉で互生し、7〜17個の小葉がある。小葉はさらに深く切れ込む。
葉柄の基部には小さな耳状の付属体があって、茎を抱いている。
緑白色の小さなはなをつける。
花弁は細くて小さく、時には花弁がないものもある。
ジャニンジンは普通無毛で、長核果に毛のあるものをケジャニンジンという。
【Aを拡大しました】
10.5.15 撮影
|
「長核果に毛のあるものをケジャニンジンという」
ケジャニンジンを一昨年・昨年と確認していなかったので、目についたジャニンジンを何株か撮って、パソコンで開いてみたら、長核果にばっちり毛が写っていました。
来年からは、帰り水でゴマギと同時にケジャニンジンも確認。 楽になりました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|