コハウチワカエデ〈小羽団扇楓/別名イタヤメイゲツ〉(カエデ科 カエデ属)
花期は5〜6月。
山地に生える高さ10mになる落葉高木。雌雄同株。
樹皮は灰青褐色で、ややなめらか。若枝や葉柄には軟毛がある。
葉は対生し、洋紙質で直径5〜8cm、基部はハート形または切形。
掌状に5〜11中裂する。裂片は狭卵形で、ふちには鋭い鋸歯がある。
花時には両面とも白い綿毛が密生するが、成葉では裏面の脈上にだけ残る。
葉柄は葉身と同長または3分の2の長さで、毛がある。
本年枝の先に散房花序を出し、淡黄色の花を15〜20個つける。
普通一つの花序に雄花と両性花が混生する。
【@を拡大しました】
09.11.25 撮影
数株の枝を隅々まで見ましたが、やはり果実も見えません。
秋吉台で今年、花が見られなかった樹木がもう1種ありました。クスドイゲです。
花序ができなかったのか、それとも
花芽はできていたのに気象条件が気に入らなくて、落ちてしまったのか?
* * * * * * こんな時もありました * * * * * *
【A今年は花が咲かなかったので、昨年の画像です】
08.5.1 撮影
「本年枝の先に散房花序を出し、淡黄色の花を15〜20個つける」
【Aを拡大しました】
08.5.1 撮影
「普通一つの花序に雄花と両性花が混生する」
08.5.1 撮影
【花時には両面とも白い綿毛が密生する】
08.5.1 撮影
「葉柄は葉身と同長または3分の2の長さで、毛がある」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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