7月7日 コハナヤスリ


未舗装の駐車場で見つけました。何度も通った末、同定しました。
間違いないでしょうか。「山口県産高等植物目録」には『ごく稀』と。

【@高さ10cmほど。チャボウシノシッペイの群落に散在しています】
12.7.5 撮影

     コハナヤスリ(ハナヤスリ科 ハナヤスリ属) 夏緑性。
     根茎は細く、短く、1〜数枚の葉を叢生する。
     葉は高さ10〜25cm、
     栄養葉は長さ2.5〜5cm、幅0.8〜2cm、長楕円形・広披針形または卵形、
     鋭頭、葉の最も広い部分は中央より下にある。
     無柄または短い柄があり、いずれの場合にも葉の基部は次第に細くなって
     胞子葉の柄と合する。     
     葉脈の網目は細かく、第2次脈も割合によく発達している。
     本州・四国・九州に広く分布し、内陸の比較的乾燥した草地に生じる。
                         

                      【A胞子嚢穂 − 長さ3cmほど】
                         12.7.5 撮影
             【B栄養葉 − 鋭頭、葉の最も広い部分は中央より下にある
                         12.7.6 撮影
                「無柄または短い柄があり、
                 葉の基部は次第に細くなって胞子葉の柄と合する」


                 【C周りの細い葉はチャボウシノシッペイですが】
                         12.7.5 撮影
            【Cを拡大しました − このシダの葉は厚くてやわらかい?】
                         12.7.5 撮影
                                 
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                 【コヒロハハナヤスリとしているシダの今は】
                         12.7.7 撮影