2021年 8月5日  コゴメガヤツリ



【@田の畦で、タマガヤツリ・ヒナガヤツリなどと混生していました】
21.8.5 撮影

          コゴメガヤツリ Cyperus iria(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 
                                    花期は 7〜10月。
         畑地や中性の荒れ地にふつうに生える一年草。
         茎は高さ20-60cm、葉は幅2-6mm。
         花序は長さ15cmになり、枝は3〜5個あって不同長。
         苞は2〜3個ついて、葉状。
         小穂は多数で斜開して密につき、線形で、長さ5-10mm、幅1.5mm、帯黄色。
         鱗片は広倒卵形で、長さ1-1.5mm、
         緑色の中肋は上端のへこみを越えてわずかに突出する。
         果実は鱗片よりわずかに短く倒卵形。8〜10月に熟す。
         本州〜琉球、
         朝鮮半島・中国・台湾・インド・マレーシア・オーストラリア・アフリカに分布する。
         和名は〈小米蚊帳吊〉で、そ鱗片が小さいため。
          − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −

【@を拡大しました − 花序は長さ15cmになり、枝は3〜5個あって不同長
21.8.5 撮影
                                 
【A小穂は多数で斜開して密につき、線形で、長さ5-10mm、幅1.5mm、帯黄色
21.8.5 撮影

【Aを拡大しました −鱗片は広倒卵形で、長さ1-1.5mm
21.8.5 撮影
「緑色の中肋は上端のへこみを越えてわずかに突出する」


  見た目、この個体は別の種ではないかと期待しましたが、コゴメガヤツリのようです。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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