コブナグサArthraxon hispidus〈小鮒草/別名カリヤス〉
(イネ科 コブナグサ属) 花期は9〜11月。
葉の形をフナに見立てたもの。
八丈島では刈安と呼んで、黄八丈の染料に使う。
ススキ属にもカリヤスという染料植物があり、これとコブナグサと混同されやすい。
湿った草地、田のあぜ、道ばたなどにごく普通に生える高さ20-50cmの1年草。
葉は長さ2-6cm、幅1-2.5cmの狭卵形で先はとがり、ふちに毛がある。
基部は心形で茎を抱く。
葉鞘にも長い毛がある。
茎の先に長さ3-5cmの花序の枝を放射状に3〜10個だす。
小穂は長さ3-8mmで、芒の有無など変化が多い。
花期:9〜11月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
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【A開花確認も毎年長登で行い、今年の開花は9月11日でした】
19.9.30 撮影
【B茎の先に長さ3-5cmの花序の枝を放射状に3〜10個だす】
19.9.30 撮影
【C葉は狭卵形で先はとがり、ふちに毛がある。基部は心形で茎を抱く】
19.9.30 撮影
【D長登の小穂の芒は無いかごく短いですが…】
19.9.30 撮影
【E平原の林道わきのコブナグサは】
19.9.27 撮影
【F小穂の芒が非常に長かったです】
19.9.27 撮影
【Fを拡大しました】
19.9. 撮影
【Fを拡大しました − どこまで撮れるか頑張ってみました(笑)】
19.9. 27 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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