コブナグサ〈小鮒草/別名カリヤス〉(イネ科 コブナグサ属) 花期は9〜11月。
葉の形をフナに見立てたもの。八丈島では刈安と呼んで、黄八丈の染料に使う。
湿った草地、田のあぜ、道ばたなどにごく普通に生える高さ20〜50cmの1年草。
葉は長さ2〜6cm、幅1〜2.5cmの狭卵形で、先はとがり、ふちに毛がある。
基部は心形で茎を抱く。葉鞘にも長い毛がある。
茎の先に長さ3〜5cmの花序の枝を放射状に3〜10個出す。
小穂は長さ3〜8mmで、芒の有無など変化が多い。
09.9.24 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.9.24 撮影
茎の途中からも枝が出て、花序がついています。
【コブナグサは葉の基部が茎を抱くのが特徴】
09.9.24 撮影
「葉面のへりは大きく波打ち、基部はハート形に凹んで稈を抱く」
【花序はほぼ手のひら状に出た3〜15本の総からなる】
09.9.17 撮影
【総には緑白色〜黒紫色の小穂がほぼ2列に並ぶ】
09.9.24 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|