2015年 12月1日  コバノガマズミ



【@地域によってはガマズミより断然多いです − 林縁で】
15.12.1 撮影

        コバノガマズミ Viburnum erosum(レンプクソウ科 ガマズミ属) 花期は4〜5月。
      山野に普通に生える高さ4mほどになる落葉低木。
      葉は対生。
      葉身は長さ4〜9cmの卵形〜卵状被針形で、縁には浅い鋸歯がある。
      ガマズミより小形で細長い。
      葉柄は長さ2−48mmと短く、基部にふつう線形の托葉がある。
      (ガマズミ・ミヤマガマズミの葉柄は長さ1-2cmで、托葉がない)
      枝先に直径3-7cmの散房花序を出し、白い小さな花を多数つける。
      花は直径約5mm、5裂して平開する。
      核果は長さ6-7mmのやや扁平な卵球形で、9〜10月に赤く熟す。
      葉や星状毛などに変異が多い。

【@を拡大しました】
15.12.1 撮影
                                 
【A核果は長さ6-7mmのやや扁平な卵球形で、9〜10月に赤く熟す
15.12.1 撮影

* * * * * こんな時もありました* * * * *

【B枝先に直径3-7cmの散房花序を出し、白い小さな花を多数つける
12. 5.1 撮影

【Bを拡大しました − 花は直径約5mm、5裂して平開する
12. 5.1 撮影

  林縁を歩くと、日差しに赤い木の実が輝いていました。
  今年は木の実が豊作です。
  開花がない初冬、当分の間は、赤い実で凌げそうです。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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