2018年 7月15日  コアカソ



【@林縁で多く、今年は良く目立ちます − 林道わきの草地で群生していました】
18.7.13 撮影

        コアカソ Boehmeria spicata〈小赤麻〉(イラクサ科 ヤブマオ属) 花期は7〜9月。
      山野にふつうに見られる半低木で、茎の下部は木化してよく分枝し、
      高さ1-2mになり、葉柄とともに赤褐色を帯びるものが多い。
      葉は対生、菱状卵形で長さ長さ4-8cm、
      先は尾状に長くとがり基部はくさび形、縁にあらい鋸歯がある。
      花は8〜10月。
      雌花穂は帯赤色で垂れ、雌の団集花序はまばらである。
      痩果は長さ1mm内外で、全面に微毛がある。
      本州〜九州、朝鮮半島・中国に分布する。
      アカソやクサコアカソに似ているが、半低木で、
      葉は小型の菱状卵形で、縁の鋸歯は少なく、痩果が小さいので区別される。
       − 改訂新版「日本の野生植物2」 −


【@を拡大しました − 枝の上部に雌花序、枝の下部に雄花序がつきます】
18.7.13 撮影
                                 
【A葉は対生、菱状卵形で長さ長さ4-8cm
18.7.13 撮影

【Aを拡大しました − 先は尾状に長くとがり基部はくさび形、縁にあらい鋸歯、鋸歯は少なく
18.7.13 撮影

【B雌花穂は帯赤色で垂れ、雌の団集花序はまばらである
18.7.13 撮影

【Bを拡大しました】
18.7.13 撮影

【C雄花序】
18.6.13 撮影

【Cを拡大しました】
18.7.13 撮影

林道わきで、高さ1mほどがびっしりかたまって大群落をつくっていました。
 コアカソは珍しくなく、ほかに区別するものがなかったので、特に考えることなく撮ったのですが、
 日記に書いていたのは2009年だけと分かり書き始めたものの、強い日差しで葉がテカテカ。


* * * * * * *7月22日追記:撮り直してきました * * *
* * *

【D林縁の道路端の群落を】
18.7.22 撮影
                                 
【E先は尾状に長くとがり基部はくさび形、縁にあらい鋸歯、鋸歯は少なく
18.7.22 撮影

【F茎の下部は木化し
18.7.22 撮影

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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