7月2日 キヨタキシダ |
キヨタキシダ(イワデンダ科 ヘラシダ属) 夏緑性。 根茎は匍匐し、葉は混み合ってつく。 葉柄は20-40cm、葉身と同長または通常それより短く、 下部には密に、上部ほどまばらに、中軸・羽軸にまで鱗片がつく。 鱗片は被針形−狭被針形、辺縁にまばらに突起があり、 質かたく、黒褐色からほとんど黒色、通常光沢がある。 葉身は三角形、長さも幅も30-50cm、薄い皮質、2回羽状複生、 下部の羽片には著しい柄がつく。 小羽片は卵状長楕円形−長楕円形、円頭〜鈍頭、大きな葉では鋭頭〜鋭尖頭、 無柄または短い柄があり、羽状に浅〜全裂し、 裂片は円頭、全縁〜〜浅い鈍鋸歯縁、幅5mmばかり。 胞子嚢群は線形、長さ2-5mm、中肋近くについて斜上し、包膜はほぼ全縁。 本州・四国・九州に広く分布し、山地の林下に生じる。 【A鱗片は被針形−狭被針形、質かたく、黒褐色〜黒色、通常光沢がある】 【B】 【Bを拡大しました − 中軸・羽軸にまで鱗片がつく】 【Bを拡大しました − 小羽片は卵状長楕円形−長楕円形、円頭〜鈍頭】 「無柄または短い柄があり、羽状に浅〜全裂。 裂片は円頭、全縁〜浅い鈍鋸歯縁、幅5mmばかり」 【C胞子嚢群は線形、長さ2-5mm、中肋近くについて斜上】
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