9月23日 キツリフネ 


【秋吉台国定公園にキツリフネが咲いているのを、友人が見つけました】
   09.9.23 撮影
平尾台や四国の瓶が森林道で見てきましたが、
キツリフネを私が山口県内で初めて見たのはここ、秋吉台でした。

   
      キツリフネ〈黄釣舟〉(ツリフネソウ科 ツリフネソウ属) 花期は9〜10月。
     山地の渓流沿いや湿った林内に生える1年草。高さ40〜80cmで全体無毛。
     葉は互生し、柄があり、長さ4〜8cmの長楕円形、先端は鈍形、粗い鋸歯がある。
     花序は葉腋から下垂し、淡黄色で長さ3〜4cmの花を細い花柄で吊り下げる。
     花の太い袋状の部分は萼片の1個で、基部は炬になる。
     花弁は3個、下方の2個は合着して唇弁となり、内面に赤褐色の斑紋がある。
    
                                         
日当たりのよい場所は嫌い、やや日陰になるような所を好むので
 09.9.23 撮影
「まばらな林下や林縁に多い」

  
高さ60cmほどになり、花を吊り下げる  
09.9.23 撮影
葉は互生し、柄があり、長楕円形、先端は鈍形、粗い鋸歯がある

後ろに突きでた距は下に垂れ下がる
09.9.23 撮影

花の太い袋状の部分は萼片の1個で、基部は炬になる
09.9.23 撮影
「花の内部には赤い斑点がある」

花を下から覗いて撮りました
 09.9.23 撮影
花弁は3個、下方の2個は合着して唇弁となる

上の画像を拡大しました
 09.9.23 撮影

 「秋吉台にキツリフネ、信じられない。嬉しい!」と、夢中で撮っていて、足元がひんやりと涼しいことに気付き、斜面の岩の隙間から冷気が流れ出ていることが分かりました。
 この大群落、いつごろからあったのでしょう。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。