キツネノマゴ Justicia procumbens〈狐の孫〉(キツネノマゴ科 キツネノマゴ属)
花期は7〜10月。
道ばたや林縁に生える1年草。
茎はまばらに分枝して斜上し、高さ10-40cm、6稜があり、下向きの短毛が生える。
葉は対生し、葉身は長さ2-4cmの卵形。先はややとがり、基部は鋭形、
全縁または波状縁、両面に毛が散生する。
枝先に円錐形または短い円筒形の穂状花序を作り、密に花をつける。
花は長さ8mmほどの唇形花。花冠は白色で下唇内面は淡紅紫色。
上唇は3角状で先は2裂し、長さ2mm。
下唇は広楕円形で先は浅く3裂し、長さ4mm。
萼片や苞のふちには白い毛がある。
【@を拡大しました】
14.9.30 撮影
【A − @の花序】
14.9.30 撮影
【B花冠は白色で下唇内面は淡紅紫色】
14.9.30 撮影
【C − @とは別の株(草刈りで切られていますが)】
14.9.30 撮影
【Cを拡大しました − 花冠は白色で下唇内面は淡紅紫色】
14.9.30 撮影
白花のキツネノマゴは、過去に1株がポツンと咲いているのを何度か見ていましたが、
今日のは数株が散らばって咲いていました。
どの図鑑にも「下唇内面は淡紅紫色」とあるので、キツネノマゴの白花を『新しく見つけた花』としました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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