キセワタ Leonurus macranthus 〈着せ綿〉(シソ科 メハジキ属)
花期は8〜9月。
花冠の上に白毛が多い様子を花に着せた綿に見立てたものという。
山地の草原に生える多年草。
葉は洋紙質で粗い毛があり、長さ5-9cmの狭卵形。鋸歯縁。
上部の葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個ずつつける。
萼は長さ15mmで粗い毛があり、5浅裂して裂片は刺状にとがる。
花冠は唇形で長さ2.5-3cm、外面は密に白毛があって白く見え、
上唇は全縁、下唇は3裂し、中央裂片は下に曲がって紅紫色。
【@を拡大しました − 上部の葉腋に淡紅紫色の唇形花を数個ずつつける】
17.8.16 撮影
【A上唇は全縁、下唇は3裂し、中央裂片は下に曲がって紅紫色】
17.8.16 撮影
【Bこの辺りはほかの草に埋もれながら、たくさん咲いています】
17.8.16 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【Cキセワタのバックに広がっているのは − 長者ヶ森とカルストロード、左奥は地獄台】
17.8.16 撮影
【D駐車場に戻っていたら目に入りました − スズサイコに実が2つ】
17.8. 16 撮影
|
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|