キリ〈桐〉(ゴマノハグサ科 キリ属) 花期は4〜5月。
中国中部原産。古くから栽培され、野生化もしている高さ8〜15mになる落葉高木。
葉は対生。長さ15〜30cm、幅10〜25cmと大きく浅く3〜5裂して三角状や5角状になる。
両面に粘り気のある毛が密生する。
葉の展開前に、枝先の大きな円錐花序に淡紫色の花を多数つける。
花冠は長さ5〜6cmの筒状鐘形で、上部は5裂し、裂片は平開する。
果実は刮ハ。長さ3〜4cmの卵形で熟すと2裂する。
【昨年の果実と、5月頃に咲く花芽が目立っています】
09.2.22 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.2.22 撮影
【花芽を】
09.2.22 撮影
「茶褐色の毛が密生する」
【樹皮を】
09.2.22 撮影
* * * * * * * こんな時もありました * * * * * * *
【上の株とは別ですが、同じような場所で撮ったものです】
08.5.9 撮影
【枝先の大きな円錐花序に淡紫色の花を多数つける】
08.5.9 撮影
【上の画像を拡大しました】
08.5.9 撮影
「花冠は長さ5〜6cmの筒状鐘形で、上部は5裂し、裂片は平開する」
* * * * * * * おまけ * * * * * * *
【 イヌビワの冬芽】
09.2.22 撮影
今日教えてもらった冬芽のうち、なんとか見られる画像はこの1枚だけでした。
イヌビワの葉芽は先がとがっているのですね。
葉がついていれば同定が容易な落葉樹。
葉が落ちてしまった今、樹皮で判別しようとしても、樹皮は個体差が大きいし、ほかの種にもよく似た姿があります。
今日学んで、冬芽と葉痕を知れば「樹木の達人」に一歩近づくことができると、実感しました。
もう葉が動き始めますが、今のうちに10種くらいは覚えたいものと・・・。 急がないと!
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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