キレハイヌガラシ Rorippa sylvestris (アブラナ科 イヌガラシ属) 花期は 3月〜。 ヨーロッパ原産でアメリカやアジアに帰化している多年生草本。 全体無毛、根茎から2〜3回羽状に深裂したロゼット葉を出し、 茎はよく分岐して高さ60cmほどになる。 茎につく葉も羽状深裂し、短い柄で互生する。
春から夏にかけて枝の先に花序をつけ、
直径5mmほどの黄色の4弁花を穂状につける。 果実は長さ1.5cmほどの円筒形。 1963年に神奈川県で報告されたが、 北海道ではそれ以前からヤチイヌガラシの名で知られていた。 本州中部以北を中心に、やや湿った土地に発生する。
根の切片などで旺盛に増殖するため、
農耕地に入ると除去に困難な雑草となる。 − 「日本帰化植物写真図鑑 −
葉は長さ15cmに及び、羽状に深裂、側裂片は3〜5対、 裂片は歯牙があるか、さらに羽裂するものもある。
上部の茎葉は少数の裂片をつけるか、ときに単葉となる。
【A草丈の高いものは30cmくらいで】
19.3.9 撮影
【Aを拡大しました − 葉は長さ15cmに及び、羽状に深裂、側裂片は3〜5対】
19.3.9 撮影
【B春から夏にかけて枝の先に花序をつけ】
19.3.8 撮影
【Bを拡大しました − 直径5mmほどの黄色の4弁花を穂状につける】
19.3.8 撮影
【C草丈が低く盛んに枝分かれし、花をたくさん付けている株】
19.3.9 撮影
【D若くて、まだ花がついていない株も】
19.3.9 撮影
* * * * * ここにはイヌガラシも十数株生えていました * * * * *
【E中で一番大きい個体は高さ50cm以上ありました】
19.3.9 撮影
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「根の切片などで旺盛に増殖するため、農耕地に入ると除去に困難な雑草となる」。
この1枚の田の中に、道に沿って多数生え、次第に広がった様子で田の中心部分まで、
まばらになりながら、大小様々な形状で、ざっと数えて200個体以上ありました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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