キキョウPlatycodon grandiflorum〈桔梗〉
(キキョウ科 キキョウ属) 花期は7〜10月。
山地の草地に生える多年草。
、太い根茎は深く地中に入り、茎は高さ50-100cm、ときに上方が分枝する。
葉は互生し、狭卵形で、長さ4-7cm、先はとがり、
無柄かまたはごく短い柄があり、縁に鋭鋸歯がある。
表面は無毛、裏面は短毛があって紛白色を帯びる。
花は7〜8月、茎頂近くに数個つき、花冠は直径4-5cm、柄があり、
青紫色であるが、淡紫色や白色のもある。
【@を拡大しました】
17.7.9 撮影
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【Aキキョウは他花受粉で雄しべ先塾のよい例である】
【B雄しべは初め直立して若い雌しべを取り囲んでおり、蕾の時に成熟して】
【C開花すると間もなく葯は破れて花粉をだす】
【D葯がからになると雄しべは倒れる】
「雌しべはあとから伸び出して、花柱の回りに生えた毛に花粉が付く」
「その頃花冠の底の蜜を求めて訪れた昆虫によって、花粉は他花に運ばれる」
【E柱頭が5裂して開くのはそれからである】
今日午後、県教育会館でスクリーンを使って「秋吉台で出会った花」の話をしました。
テーマを雄花・雌花にしぼり、雌雄同株・雌雄異株、そして雌雄の区別がない花の説明で、
このキキョウの他花受粉の仕組みを話しました。
講座が終わり、気分が開放されて秋吉台に着き、青紫の花が目に入り、開花確認。
室内での話は、「こんなにしんどいのだから、もう2度とやりたくない」と、いつも思うのに…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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