7月15日  キキョウ(キキョウ科)

  @「キキョウの花は、はじめ雌しべを5個の雄しべが包んでいる」     05.7.12 撮影
   
 キキョウ〈桔梗〉 花期は7〜10月。
 日当たりのよい山地草原に生える高さ0.5〜1mの多年草。葉は互生し、狭卵形で、ふちにはとがった鋸歯がある。茎の先に青紫色の花が数個つく。花は直径4〜5pの合弁花で、ほぼ中央部まで5裂する。


 草原の日当たりのよい斜面で、キキョウが咲き始めました。
 上は、3日前に開花確認した時の花です。 
  
                     【上の花の3日後の今日は】                    
                        05.7.15 撮影

     
 B「雄しべが花粉を出し終わると、花柱が5裂し、他花からの花粉を受ける」
            もう、この段階まで咲き進んでいます。

                  【今日、そばで咲いていた別の花は】                      
05.7.15 撮影

A「雄しべが先に熟す」
この花は今盛んに花粉を出していますから、上の2つの中間、開花2日目くらいでしょうね。

                 
 このキキョウの花の仕組みを野草の老先生に教えてもらった話を新聞に書いたら、キキョウを覗いては「これは何日目くらい・・・」と言っていた母は、今、入院中です。
 3月に、母を車いすに乗せて病院内を散歩していたら、老先生と同じ名前を病室の名札で見ました。