2016年 3月13日  キクザキリュウキンカ



10年以上前から、洞穴近くの湿地で、植栽品の逸出と思われるものを見てきましたが、
「溝の中にまで広がっている」との友人の意見もあって、このたび『新しく見つけた花』にしました。

【@手が入らないゴミ捨て場状態の湿地で増えて、群落を作るまでになりました】
16.3.13 撮影

         キクザキリュウキンカ Ranunculus ficaria L.〈菊咲立金花/別名ヒメリュウインカ〉
                            (キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は 2〜4月。
        ヨーロッパ原産の多年草。
        在来種のリュウキンカによく似ているが、本種はダリアの球根を思わせる紡錘形に
        地下部を持ち、掘り上げれば容易に区別できる。
        葉は全縁で心臓形、長さ40-60mm、幅60-70mmになる。
        花は光沢のある鮮黄色、直径約40mmになる。
        典型的な春植物で、4月下旬頃には地上部は完全に枯死する。
        別名はヒメリュウインカであるが、この和名は小型タイプ
        (葉の長さ20-25mm、幅25-35mm、花の直径25mm)に用いることを提唱したい。

【@を拡大しました】
16.3.13 撮影
                                 
【A葉は全縁で心臓形、長さ40-60mm、幅60-70mm
16.3.13 撮影

【B茎は高さ40cmくらいです】
16.3.13 撮影

【C花は光沢のある鮮黄色、直径約40mmになる
16.3.13 撮影
            すみません。ピンぼけです。キンポウゲ属の花を撮るのは苦手です。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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