2022年 1月25日 キクザキリュウキンカ |
キクザキリュウキンカ Ranunculus ficaria L.〈菊咲立金花/別名ヒメリュウインカ〉 (キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は 1〜4月。 ヨーロッパ原産の多年生草本。 非常に多型で、多くの種内変異が記録されている。 在来種のリュウキンカ( Caltha palustris L.var.nipponica H.Hara)によく似ているが、 本種はダリアの球根を思わせる紡錘形に肥大した地下部を持ち、 掘り上げれば容易に区別できる。 葉型、花色および花の形態が異なる園芸品種として栽培されている小型タイプの他、 全体的に大型になるものがあり、 現在、わが国で野生化しているのは後者の型が多い。 葉は全縁で心臓形、長さ40-60mm、幅60-70mmになる。 花は光沢のある鮮黄色、直径約40mmになる。 典型的な春植物で、4月下旬頃には地上部は完全に枯死する。 別名はヒメリュウインカであるが、この和名は小型タイプ (葉の長さ20-25mm、幅25-35mm、花の直径25mm)に用いることを提唱したい。 − 「日本帰化植物 写真図鑑 第2卷」 − 【@を拡大しました − 秋芳洞そばの湿り気の多い草地で】 * * * * * * * * * *
真面目に記録してきたし、友人にも協力してもらい、 かなり正確な記録ができているはずでしたが、記録漏れが多数ありました。 家族旅行村ミニ植物観察園で現在も果実が見られるムラサキシキブ・ヤブムラサキ、 同所で開花確認したハナヤクシソウまでも! 確認している種の記録漏れを前年の記録を参考にしながら追加記入して、 昨年の開花確認数は、1294種になりました。 今年2022年も一応確認を始めましたが、他にやりたいことがあり、続けるかどうか思案中です。 新しく見つけた花だけ、花番号を付けて記録しようかな、とも考えていますが、 開花を記録することで、忘れていた植物を思い出すことができましたから・・・。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、 学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |