アカミタンポポ Taraxacum laevigatum 〈赤実蒲公英/別名キレハアカミタンポポ〉
(キク科 タンポポ属) 花期は3〜9月。
都市の荒れ地に生育するヨーロッパ原産の多年生帰化植物。
葉は濃緑色で、羽状中裂〜深裂。
花期はおもに4〜5月。
頭花は小さく、径1-3cm、花冠は鮮黄色。
総苞は濃緑色で紛白をおびる。
総苞外片は反り返り、へりは無毛、先端の角状突起はないか、xごく小さい。
冠毛は長さ5.5mm、冠毛柄は冠毛より長い。
和名は特徴的な痩果の色(赤色〜赤褐色)に由来。
痩果は細い紡錘形。
果嘴が長い円柱形である点もセイヨウタンポポと異なる。
− 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
【@を拡大しました − 和名は特徴的な痩果の色(赤色〜赤褐色)に由来】
22.1.25 撮影
【@を拡大しました −痩果は細い紡錘形】
22.1.25 撮影
【A今日、葉を撮りに来たところ・・・】
22.1.26 撮影
【Bそれでも、わずかに痩果が残っていました】
22.1.26 撮影
【Bを拡大しました −果嘴が長い円柱形である点もセイヨウタンポポと異なる】
22.1.26 撮影
* * * * * * * おまけ* * * * * * *
【Cウメが、今日やっと開花しました】
22.1.26 撮影
【毎年見てきた古木に5輪、昨年より13日遅い開花です】
22.1.26 撮影
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黄土色の痩果は、真冬の現在でもあちこちで見られ、「何だ、セイヨウタンポポか!」と通り過ぎて、
痩果の形を気にしたことは無かったです。←深く反省。
見る花がほとんど無い今が、観察のチャンスですね。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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