キクムグラ Galium kikumugura(アカネ科 ヤエムグラ属) 花期は 4〜6月。
山地の林縁などに見られる多年草。
茎はやわらかく、斜上して高さ20-40cmになり、無毛である。
葉は4枚輪生し、楕円形または狭倒卵形で、長さ6-15mm、幅3-8mm、
円頭凸端、基部はくさび形、縁にのみ上向きの剛毛が生える。
5〜6月、枝先や葉腋に花序を出し、1〜3個の花をつける。
花柄は細く、長さが不同で、ほとんどほとんど柄のないものから
5mmの柄のあるものまであり、基部に被針形の1個の目立つ苞がある。
萼筒は釣鐘形で鉤状の短毛が密生する。
花は白色で4深裂し、径1mm。
2〜3個つく花のうち、少なくとも1個は柄がないのが特徴である。
果実は楕円形で、鉤状の短毛が密生する。
北海道〜九州に分布する。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【@を拡大しました − これまで、開花は4月に入ってからでした】
19.1.3 撮影
「葉は4枚輪生し、楕円形または狭倒卵形で、円頭凸端、縁にのみ上向きの剛毛が生える」
* * * * * 以下は古い画像です * * * * *
【A枝先や葉腋に花序を出し、1〜3個の花をつける】
14.4.22 撮影
【Aを拡大しました − 花は白色で4深裂し、径1mm】
14.4.22 撮影
【Aを拡大しました − 2〜3個つく花のうち、少なくとも1個は柄がないのが特徴である】
14.4.22 撮影
「昨秋から引き続き咲いている花」を確認するのが主な目的で歩いていて、
溝の中で、小さな草が群生し、白い花をつけているのが目に入りました。
カメラを近づけて取れない場所ということもありましたが、日記を書くことが頭になかったため、
機械的に2回シャッターを切る、開花確認の画像しかなく、古い画像での日記になりました。
キクムグラはずっと4月に開花してきた花です。ほかの場所のはどんな様子か、
歩けば次々と宿題が出てきて、やっぱり今年も、暇を持てあますことはなさそうです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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