ヒメキンセンカ Calendula arvensis L.〈姫金盞花/別名キンセンカ・フユシラズ〉 (キク科 キンセンカ属) 花期は 1~12月。
地中海沿岸原産の越年生草本。
茎は分岐して高さ30cmほどになる。
茎に着く葉は被針形で、長さ3-8cm、幅1.5-2cmで、基部は茎を抱く。
早春より開花を始め、頭状花は直径1.5-2cmで、
周辺の橙黃色の舌状花と、中央部に集まる黃色の筒状花からなる。
花は日光を浴びて開き、夕方早くに閉じる。
頭花は果期には下垂する。
果実は曲玉状に曲がり、表面に刺がある。
本種の園芸品種“冬しらず”の栽培普及に伴い、全国的に野生化し始めた。
一般にキンセンカの名で栽培されるのは、同属の南ヨーロッパ原産のトウキンセンカで、
この野生型も港湾地域などにまれに帰化する。
- 「日本帰化植物写真図鑑 第2巻」 -
【①を拡大しました - 花は日光を浴びて開き、夕方早くに閉じる】
19.1.4 撮影
【②頭状花は直径1.5-2cmで、】
19.1.4 撮影
【③周辺の橙黃色の舌状花と、中央部に集まる黃色の筒状花からなる】
19.1.4 撮影
【④本種の園芸品種“冬しらず”の栽培普及に伴い、全国的に野生化し始めた】
19.1.4 撮影
ここのが園芸品種の逃げ出し品“冬知らず”なのかどうかは分かりませんが、
「昨秋から引き続き咲いている花」を確認のために歩いていた時、
真冬に、こんなに元気に咲いている花を見ると嬉しくなり、気持ちも弾みました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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