キカラスウリ Trichosanthes kirilowii var.japonica〈黄烏瓜〉 (ウリ科 カラスウリ属) 花期は7〜8月。
やぶなどに生えるつる性の多年草。雌雄異株。
葉は円心形で歯牙縁のものから3-5浅〜中裂するものまであり、
表面に短毛がを散生、濃緑色で多少とも光沢がある。
花冠は深く5裂、夕方から開き、
花冠裂片は倒卵形で先が伸びきって、朝には裂片が縮む。
カラスウリに似ているが、花冠の裂片の先が広い。
果実は長さ約10cmで黄色に熟す。
塊茎の澱粉をとって天瓜粉を作り、種子も薬用とする。
【@を拡大しました − 直径4センチくらいになっていますが】
17.7.16 撮影
【A下の方には、咲いた花があります−09:50】
17.7.16 撮影
【Aを拡大しました − 先日ここで撮った友人が、「60歳代の花だったので、きれいな花を見たい」と】
17.7.16 撮影
友人に、きれいに開いた花を撮って上げようと思っていたのに、
夏休み前の昨日、ここのは全部刈られて、消えてしまいました。
【B私がこれまでに撮った中で一番きれいな姿のキカラスウリの花(07:38)】
13.7.21 撮影
過去に、カラスウリの花の撮影は何度か日暮れのあと、楽しんできたのに、
キカラスウリは、2013年に撮ってからは、しぼんだ花で開花確認するだけでした。
キカラスウリの花は午前中なら、開いた花を撮れると思い込んでいましたが、
いざ撮ろうとして、太陽が高く昇る前でないときれいな姿は撮れないことに気づいた次第です。
それに、いつ花が開き始めるのかさえ、気にしたことさえなかったのです。
図鑑にあるように、本当に夕方開き始めるのでしょうか?
いつ、開ききるのでしょうか?
林縁の道ばたで、蔓が高く登って白い花をたくさんつけたのを見つけています。
これまで無視状態だったキカラスウリに気持ちを向け、きれいな花を撮りたいと思うようになりました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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