オオシシウド Angelica dahurica〈大猪独活/別名ヨロイグサ〉
(セリ科 シシウド属) 花期は7〜8月。
山地の草地や林縁などに生える高さ1-3mになる多年草。
シシウドによく似て、茎がさらに高く、太い。
葉は2〜3回羽状複葉で、小葉はシシウドより幅が狭く、数が多い。
葉の縁をル-ペで見ると、半透明に縁取られ、鋸歯より更に小さな葉が並ぶ。
茎頂に大形の複散形花序を出し、白い小さな花を多数開く。
花柄の基部には細い苞葉(小総苞葉)がつく。
【@を拡大しました − 茎頂に大形の複散形花序を出し、白い小さな花を多数開く】
17.7.19 撮影
【A葉は2〜3回羽状複葉で、小葉はシシウドより幅が狭く、数が多い】
17.7.19 撮影
【B葉は2〜3回羽状複葉で、小葉はシシウドより幅が狭く、数が多い】
17.7.19 撮影
【Bを拡大しました −葉の縁は、半透明に縁取られ、鋸歯より更に小さな葉が並ぶ】
17.7.19 撮影
【C茎頂に大形の複散形花序を出し、白い小さな花を多数開く】
17.7.19 撮影
【Cを拡大しました】
17.7.19 撮影
ドリーネで大型のセリ科が群生しているのを見たら、オオシシウドとしていますが、
こうして1株生えていると、自信を持ってオオシシウドと言えず、このたび勉強しました。
日陰のため、全体がやわらかく、弱々しい感じですが、個々の特徴からオオシシウドと同定しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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