キジムシロ〈雉蓆〉 花期は3〜5月。 丸く広がった株をキジの座るむしろに見立ててこの名がる。山野に普通に見られる高さ5〜30pの多年草。全体に粗い毛がある。葉は5〜9個の小葉をもつ奇数羽状複葉。花は黄色で直径1〜1.5p。
今年開花確認したは3月21日。名前の通り株が広がって、カメラに収めにくいものもたくさん見られるようになりました。
茎につく葉に3小葉のものも見られ、一見ミツバツチグリと間違いやすいのですが、下の葉の小葉の数が5個以上あればキジムシロです。
秋吉台では茎が赤みを帯びるものが多く見られます。
【上の画像を拡大しました】
ミツバツチグリ
05.4.16 撮影
ミツバツチグリ〈三葉土栗〉 花期は3〜5月。
ツチグリに似ていて、葉が3小葉であることによる。山野の日当たりのよいところに生える高さ15〜30pの多年草。地下に肥大した根茎があり、ランナーを出す。葉は3小葉からなり、ランナーにつく葉は少し小さい。花は黄色で直径1.5〜2p。
秋吉台ではキジムシロとほぼ同じ時期に咲き、全体の様子も似ていますが、ミツバツチグリは葉が3小葉だけであることから見分けられます。
温度が上がった草原で今、キジムシロ、ミツバツチグリが伸び伸びと広がって、黄色い花をたくさん咲かせています。
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