11月1日 キチジョウソウ 


【今年は、葉が刈られた場所だけで咲いています】
   09.10.29 撮影
   
 キチジョウソウ〈吉祥草〉(ユリ科 キチジョウソウ属) 花期は10〜11月。
これを植えてある家に吉事があると開花するという言い伝えから、めでたい花という意味でこの名がついたという。 
暖地の林内に生える常緑の多年草。
葉は根生して束生、長さ10〜30cmの広線形で無柄、濃緑色で3〜5脈がある。
高さ8〜12cmの花茎が立ち、淡紅紫色の花が穂状につく。
花被はやや肉質で長さ8〜10mm、中部まで筒状に合着し、上半部は狭長楕円形の6裂片になり、反り返る。

雄しべは花被片より少し短く、葯は長楕円形で長さ2mm。
しばしば雌しべのない花がある。   
 
                                         
高さ8〜12cmの花茎が立ち、淡紅紫色の花が穂状につく
 09.10.29 撮影

  
上の画像を拡大しました  
09.10.29 撮影
花被の上半部は狭長楕円形の6裂片になり、反り返る。
しばしば雌しべのない花がある


ここの花は雌しべが見えませんね。

* * * * * * おまけの花  * * * * * *

【今日、降り続く雨の中で、ヤツデの開花を確認しました】
09.11.1 撮影

09.11.1 撮影
「上部の花序には両性花、下部の花序には雄花がつく」

画像は、両性花の雄性期の花です。
 
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。