4月10日 キブシ


葉の展開前に開花し、長さ3〜10cmの総状花序が垂れ下がってつきます。
雄花序は長く、雄花は淡黄色。 雌花序は短く、雌花は淡黄緑色。

【@雌株】
12.4.9 撮影

        キブシ(キブシ科 キブシ属) 花期は2〜4月。
       雑木林や林縁、山地の道端に生える高さ2〜4mになる落葉低木または小高木。
       雌雄異株。
       葉は互生。葉身は長さ6〜12cm、幅3〜6cmの長楕円形〜卵形。
       葉の展開前に開花し、長さ3〜10cmの総状花序が垂れ下がってつく。
       雄花序は長く、雄花は淡黄色。雌花序は短く、雌花は淡黄緑色。
       花は長さ6〜9mmの鐘形。花弁は4個。雄しべは8個、花弁より短い。



                   【A今年は雌花を頑張って撮りました】
                         12.4.9 撮影
              【Aを拡大しました − 雌花序は短く、雌花は淡黄緑色】
                         12.4.9 撮影
         【B雌花 − 雌しべは花の外に少し突き出る。雄しべは退化して短い】
                         12.4.9 撮影

                【C雄株 −毎年、雄花が雌花より早く開花します】
                         12.3.30 撮影
                                 
【D雄花序 − 雄花序は長く、雄花は淡黄色】
12.3.30 撮影

          【Dを拡大しました − 雄しべは8個。雌しべは雄しべより少し短い】
                         12.3.30 撮影
                        


                     
* * * * * おまけ * * * * *

      【ショウジョウバカマの開花を確認しました − 咲いているのはこの1つだけです】
                         12.4.10 撮影
          今年はつぼみのついた株が少なく、開花も遅れています。
                         
                     
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。