2020年 2月14日  キビシロタンポポ



【①これまでとは別の、道ばたの草地で2個体見つけました - 秋芳町宮地で】
20.2.14 撮影

           キビシロタンポポ Taraxacum hideoi〈吉備白蒲公英〉(キク科 タンポポ属) 
                                         花期は2~5月。
          山里の路傍や草地にややまれな多年草。
          葉は淡緑色で、羽状中裂~複雑に深裂する。
          花期は3~5月。頭花は径3.5-4cm、小花数100~150。
          花冠は通常白色だが、薄黃色の個体もある。
          雄しべは黒色を帯びる。
          総苞は淡緑色で花時の長さは15-20mm。
          総苞外片は圧着し、花時に総苞の約1/2を覆う。
          最外片は長楕円形、卵形、広卵形など多様、密に縁毛があり、
          しばしばへりが膜質で赤色を帯びる。
          先端の角状突起はないか小さく、長さ0.5mm以下。
          無融合生殖を行い、花粉は大きさが不均一。
          冠毛は8-9mm、冠毛柄は冠毛より長い。
          痩果は黒色のものが多いが、褐色のものもある。
          日本固有。
          和名は規準標本が吉備(岡山県)で採集されたことにちなむ。
           - 「日本の野生植物5」 -

【①を拡大しました】
20.2.14 撮影
                                 
【② 総苞は淡緑色で花時の長さは15-20mm。総苞外片は圧着し、花時に総苞の約1/2を覆う
20.2.14 撮影

【②を拡大しました - 先端の角状突起はないか小さく、長さ0.5mm以下
20.2.14 撮影
「最外片は密に縁毛があり、しばしばへりが膜質で赤色を帯びる」



* * * * * ほかに今日、咲いていた花4種を * * * * *


【③アキタブキPetasites japonicus ssp.giganteus〈秋田蕗〉(キク科 フキ属)
20.2 14 撮影

【③を拡大しました】
20.2. 14 撮影

【④セントウソウ Chamaele decumbens〈仙洞草/別名オウレンダマシ〉(セリ科 セントウソウ属)】
20.2.14 撮影

【⑤シキミ Illicium anisatum〈樒/別名ハナノキ〉(シキミ科 シキミ属)】
20.2. 14 撮影

【⑥ スズシロソウArabis flagellosa〈蘿蔔草〉(アブラナ科 ヤマハタザオ属)
20.2. 14 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1~5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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