2018年 2月22日  キビシロタンポポ



【①昨年と同じ場所、畑のそばの道ばたで開花確認しました】
18.2.22 撮影

      キビシロタンポポ Taraxacum hideoi〈吉備白蒲公英〉(キク科 タンポポ属) 
                                         花期は2~5月。
     山里の路傍や草地にややまれな多年草。
     葉は淡緑色で、羽状中裂~複雑に深裂する。
     花期は3~5月。頭花は径3.5-4cm、小花数100~150。
     花冠は通常白色だが、薄黃色の個体もある。
     雄しべは黒色を帯びる。
     総苞は淡緑色で花時の長さは15-20mm。
     総苞外片は圧着し、花時に総苞の約1/2を覆う。
     最外片は長楕円形、卵形、広卵形など多様、密に縁毛があり、
     しばしばへりが膜質で赤色を帯びる。
     先端の角状突起はないか小さく、長さ0.5mm以下。
     無融合生殖を行い、花粉は大きさが不均一。
     冠毛は8-9mm、冠毛柄は冠毛より長い。
     痩果は黒色のものが多いが、褐色のものもある。
     日本固有。
     和名は規準標本が吉備(岡山県)で採集されたことにちなむ。
      - 「日本の野生植物5」 -


【②この個体は、秋芳町青景で生育】
18.2.22 撮影
                                 
【③この個体を含め、全てが図鑑どおりの植物は先ずありません】
18.2.22 撮影

【③を拡大しました】
18.2.22 撮影

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キビシロタンポポの“一番きれいな時”を - 2013年
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【④5年ごとに行われてきた「タンポポ調査」で「間違いない」と言われた場所(秋芳町曽和)で】
13.4.15 撮影

【④を拡大しました - 花冠は通常白色だが、薄黃色の個体もある
18.4.15 撮影

【⑤総苞外片は圧着し、花時に総苞の約1/2を覆う
13.3.15 撮影

【⑤を拡大しました -先端の角状突起はないか小さく、長さ0.5mm以下
13.3.15 撮影
「最外片は多様、密に縁毛があり、しばしばへりが膜質で赤色を帯びる」


 タンポポの響きは、スミレと同じように春の暖かな日差しを感じます。
 が、今年の春は遅くて、キビシロタンポポの開花を見つけたのは歩き回った末の夕方5時近くでした。
 近くの顔なじみの農家の方が「いつもならもうフキノトウが出ているのに、今年は全然!」と。
 また、「低温続きのため、血圧が異常に高くなった」とも。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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