2021年 3月3日  キバナノアマナ



【@2月25日に開花確認した個体。 今日もまだ、この1個体しか咲いていませんでした】
21.3.3 撮影

           キバナノアマナ Gagea lutea〈黄花の甘菜〉(ユリ科 キバナノアマナ属) 
                                           花期は2〜4月。
          山野に生える多年草である。
          鱗茎は卵形で長さ約15mm。
          根生葉は1個、線形でやや厚く、長さ15-30cm、幅5-10mm。
          花茎は高さ15-25cm、3月下旬〜5月、
          花茎の頂に3〜10の花が散形状につく。
          苞は2個、披針形、下側の苞は長さ4-8cm。
          花柄の長さは不規則で、1-5cm、
          花被片は黄色、線状長楕円形で長さ12-15mm、先はとがらない。
          そのため天気が悪くて花が半開きのときは、あまり目立たない。
          雄蕊は花被片より短い。
          刮ハはやや球形で3陵があり、長さ7mm内外。
          南千島・北海道・本州北部〜中部に産し、本州西部・四国・九州にはまれで、
          朝鮮半島・中国北東部・ロシア・ヒマラヤに広く分布する。
           − 改訂新版「日本の野生植物1」 −          

【@を拡大しました −花茎の頂に3〜10の花が散形状につく
21.3.3 撮影
「花柄の長さは不規則で、1-5cm」
                                 
【A花被片は黄色、線状長楕円形で、先はとがらない
21.3.3 撮影
「雄蕊は花被片より短い」


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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