2019年 2月28日  キバナノアマナ



【①秋吉台で咲くここは日差しが弱いためか、全体が弱々しいのです】
19.2.28 撮影

        キバナノアマナ Gagea lutea〈黄花の甘菜〉(ユリ科 キバナノアマナ属) 
                                        花期は3~4月。
      日当たりのよい草地や林のふちなどに生える多年草。
      鱗茎は卵形で帯黃色の外皮に包まれている。
      根生葉は1個つき、長さ15-30cmの線形で白緑色。
      花茎は高さ15-25cmになり、上部に2個の苞葉がつく。
      花径の先に、花柄の長さが1-5cmと不規則な黄色花を散形状に3~10個つける。
      花被片は6個あり、長さ1.2-1.5cmの線状長楕円形で裏面はやや緑色を帯びる。
      そのため天気が悪くて花が半開きのときは、あまり目立たない。

      内面が黄色、外面は緑色を帯びる。
      雄しべは6個あり花被片より短い。葯は黄色。
      花期:4~5月 分布:北、本(中部地方以北、広島県)、四
       - 増補改訂新版「野に咲く花」 -

【①を拡大しました - 花径の先に、花柄の長さが1-5cmと不規則な黄色花を散形状に3~10個つける
19.2.28 撮影
                                 
【②-①を反対側に回って撮影】
19.2.27 撮影

【③ 花被片は6個あり、線状長楕円形で、裏面はやや緑色を帯びる
19.2.28 撮影
                                 
【③を拡大しました - そのため天気が悪くて花が半開きのときは、あまり目立たない
19.2.28 撮影

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 5日前の23日に来たとき、「3日後に開花」の、黄色の色が出たのが2株あったので、
 昨日27日に来たところ、2株の姿が消えてしまっていました。
 (今日の日記のは、その奥で23日には色が出ていなかった株です)

 独り占めにしようと盗掘・・・。
 秋吉台ではここにしかないのは、ここが好きだから咲けるのに。
 2株の命を奪った泥棒がにくくて仕方ありません。
 絶滅危惧種の中には、環境の変化によるものではなく、盗掘によるもののほうが、
 秋吉台では多いと感じています。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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