アマナAmana edulis 〈甘菜/別名ムギグワイ〉(ユリ科 アマナ属) 花期は3〜4月。
地中の丸い鱗茎が食用になり、甘みがあることによる。
鱗茎の形がクワイに似ているので麦慈姑ともいう。 日当たりのよい草地、田畑のあぜ、林の縁などに生える多年草。
葉は長さ15-25cmの線形で白緑色、中脈はしばしば白いすじになる。
花茎は高さ15-20cmになり、細くてやわらかい。 花はふつう1個つき、日が当たると開く。
花被片は6個あり、長さ2-2.5cmで、白色に暗紫色の脈がある。
雄しべは6個で花被片より短い。
花期:3〜4月 分布:本(東北地方南部以西)、四、九
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 花被片は6個あり、白色に暗紫色の脈がある】
19.3.1 撮影
【A今日開花した7つを並べます】
19.3.1 撮影
【B中には、よく開いた花もありますが・・・】
19.3.1 撮影
【Bを拡大しました − 雄しべは6個で花被片より短い】
19.3.1 撮影
【C同じ条件下でも開き切らない花もありました】
19.3.1 撮影
【D】
19.3.1 撮影
【E良く開いた花には虫が寄っていました】
19.3.1 撮影
【F】
19.3. 1 撮影
アマナは、陽が照った午前中に開花しますが、 気温が低いと11時でも開ききっていないこともありました。
今日は薄曇りで、予測したとおりの開花状態でした。
アマナの開花は、日差しだけではなく、気温も絡んでいると、感じています。
ぽかぽか陽気の午前中に、明るい日差しを浴びて開いているアマナを見ると、「春が来た」を実感します。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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