キバナアキギリ〈黄花秋桐〉(シソ科) 花期は9〜10月。
花の形がキリの花を思わせるのでこの名がある。山地の木陰に生える高さ20〜40pの多年草。葉は三角状ほこ形。基部が左右に三角状に張り出しているのが特徴。茎の先に淡黄色の唇形花を数段につける。花の長さは2.5〜3.5p。
少し湿り気があるところで今、花盛りです。
ずっと、ずっと昔・・・
友人が「安芸冠山にアケボノシュスランが咲いているよ」と写真を見せてくれました。
次の休みの日に一人で登り、クリーム色の花がたくさん咲いているのが目に入り、「あっ
た!」。
ファインダーを覗きながら「あんた、ランらしくない葉だね・・・」。 帰りながら嫌な予感。
図鑑で、私が撮ったのはキバナアキギリということを知り、数日後、ほとんど終わりのアケボノ
シュスランの花を1つ見つけました。
毎年、キバナアキギリを見るたびに、惨めだったあの時のことを思い出しています。
【花を】
05.9.25 撮影
【イボクサ】
05.9.25 撮影
イボクサ〈疣草〉(ツユクサ科) 花期は9〜10月。
葉の汁をつけるといぼがとれるといわれることによる。湿地に生える高さ20〜30pの1年草。茎は赤みを帯び、下部は地をはう。葉は狭披針形で、基部は鞘状になって茎を抱く。葉腋に直径約1.3pの淡紅色の花が普通1個つき、1日でしぼむ。
毎日ほとんど午後に歩くので、イボクサの花はしぼんでいますが、きょう昼前に来たら、開いた花を見ることができました。
【こんなふうに這っていることが多いのです】
05.9.25 撮影
【上の画像を拡大しました】
05.9.25 撮影
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