2017年 2月18日  ケヤマハンノキ開花



【@高い所で強い逆光の隣り合った2株しか無くなってしまいました】
17.2.18 撮影

           ケヤマハンノキ Alnus hirsuta〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2月。
         丘陵の上部から山地に多い落葉高木。雌雄同株。高さ10-20mになる。
         葉は互生。葉身は長さ8-15cm、幅4-13cmの広卵形。
         先端は短くとがるかまたは鈍く、基部は円形〜浅いハート形、
         ふちには欠刻状の重鋸歯がある。 
         側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。
         表面は濃緑色で短毛がまばらに生え、裏面の脈上にはビロード状の軟毛が密生する。
         葉の展開前に開花する。
         雄花序は長さ7-9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。
         雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。
         果実は堅果。果穂は長さ1.5-2.5cmの楕円形。


【@を拡大しました − どう修正してもこれ以上は無理でした】
17.2.18 撮影
                                 
【Aヤシャブシは】
17.2.18 撮影

【Aを拡大しました − たくさん生えていますが、まだかたい蕾です】
17.2.18 撮影

【Bこれもヤシャブシ − 以前見ていたオオバヤシャブシは伐採されて、今は1株もありません】
17.2.18 撮影

【Bを拡大しました − ヤシャブシですよね?】
17.2.18 撮影

【Cアオキの雌花】
17.2.18 撮影

【Cを拡大しました − ここは開花が早いのに、今年はまだこの状態】
17.2.18 撮影

【Dアオキの果実】
17.2.18 撮影

【E果実は核果。長さ1.5-2cmの楕円形で、秋に赤く熟し、翌年の4月頃まで残る】
17.2.18 撮影


 急坂の林道のため、途中からは徒歩でひたすら登り、ここにしか無いケヤマハンノキの開花確認に来ます。
 今年は、2月4日に続いて2回目で開花確認しましたが、もっと前に開花していたのかもしれません。
 きつい時は止まって深呼吸すれば大丈夫ですが、たった一人が心細くて、成るべく来たくないので…。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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